でじたけの「人生日々更新」下田マニア

Episode No.4339(20120718)[趣味]Hobby

下田マニア
Shimoda enthusiast.

今年に入って、ほぼ、ふた月に一度の割合で
伊豆の最南端…下田まで足を運んでいる。

ここ7年くらい、
毎年夏になると家族で海水浴には行っていたけれど、
こう頻繁に行くようになったのは今年に入ってから。

3月は家族で、
5月と今回7月の連休には独りで出かけた。

朝、横浜・戸塚を出ると
普通電車に乗って行っても、
ちょうど昼頃には伊豆急下田に着く。

独りで行く時には車より電車に限る。
何故なら…呑みたい時に呑めるから、ね。

あるいは現地の方々には失礼かもしれないが、
下田は、昭和も平成もないようなところがいい。

黒船来航以来つちかわれたであろう独特の異国情緒が、
京、鎌倉といった古い街並みに感じられるような
「落ち着き」だけでなく、
「ハリ」を与えているように思われる。

5月には市内を中心に5時間くらい歩き回った。
今回は初めてバスに乗って弓ケ浜まで行ってみた。

毎年、家族で訪れる海岸にひと足先にやってきたのは…
ネットで知ったハイキングコースを下見したかったからだ。

毎年来てたのに、ずっと同じ場所にいて、
こんな景色がすぐ近くにあるのを知らなかった。

まさに風と波の芸術。
自然は偉大な芸術家である。

タライ岬まで登る。

横浜じゃ、まだ聞こえてこない蝉の声も
伊豆では、もう山々から大きな波音のように迫ってくる。

途中の山道はまるでアリスが迷い込んだ森のようだった。
実際に歩いているのはカメラを抱えたオヤジ一人だが。

タライ岬に着くと…
天気がイマイチだったが、
荒れ狂う風で汗がいっぺんに吹き飛んだ。

いい場所を見つけると無性に誰かを連れて来たくなる。
もちろん最初は家族、そして知人友人…。

誰にも話せない楽しみなんて楽しくないじゃない?!
楽しかったことは大勢に話したくなる。
…だから、不倫ができないんだ(苦笑)。

そして今回も3〜4時間歩きまわり、
昼に呑んだ生ビールはアッという間に汗になった。

毎回、下田に行く度に足が棒になる。
…それでも、またゆっくり行きたいな。

本気でのんびりしたかったら、
のんびりできる環境を作らないと…
いや、この足の痛みは、
ちっとものんびりした結果ではないけれど、ね。

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