先日、再会した一碧湖に住む女王の話を
iPadで写真を見せながら会う人、会う人にしてる。

今回はアップで撮ることができたが、
あいにくの雨模様で水滴が邪魔。

しかし、この水滴があるおかげで、
アップでも、その大きさがわかってもらえる。

大きい…といえば、
女王のそばには、さらに大きな王がいる。

最初に女王を目撃した時、
金色に輝く女王の姿がスーッと見えなくなったので、
何だろうと目をこらしてみたら…
手前に巨大な魚が泳いできていた。

巨大な王は墨色なので
湖底の色と同化して、よく見ないと判別が付かない。

今回、この王の姿を撮影することにも成功したのだが、
あまりに大きいもので、
望遠で撮っていると尻尾の部分しか入らなかった。

おそらく全長1mくらいはあると思うよ。

さて、iPadで写真を見せながら話している途中、
ナマズのような太くて立派な髭を
ズームアップして見ると…驚くべきことに気づいた。

瞳がまるで人間みたい。
しかも妖艶な女性、まるでモンローのようじゃないか！

少なくてもこれは、どう見ても魚の目じゃないだろ。
普通は鯉のぼりのようにまん丸だもんな。

言っておくが
エイプリルフールは近いけど、これはCGなんかじゃない。
調整したのは色味だけ。

こいつに比べたら人面魚なんて、なーんだという感じ。

このことに気づいてから、
しばし取り憑かれたようにネットを検索してみる。

この太い髭と切れ長の目、
そして金色の輝きが、釈迦如来に見えてきたんだ。

さらに、魚濫観音という
鯉の背に乗る観音様があることを知るに至ると、
もやは神がかりなものを感じざるを得ない。

いずれ突然変異によって
生まれてきたものであるにせよ、
…それが
神のなせる業であることに違いはあるまい。