Episode No.4224(20120306)[商売]Business

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I read the sense of balance of the negotiating partner.

仕事にはいろいろとトラブルがつきもの。
すべてが予定通りに進むのなら、
営業担当も何も必要はない。

さて、ちょっとしたモメ事が起きた時…
対応の仕方は立場によってさまざまだけれど、
たいていどんな立場の人間も
第一に考えるのが…自分の立場

こと、サラリーマンはね。

お客様第一…なんて口先だけで、
いかに問題を小さいままとどめて、
上司の耳にモメ事が届かないよう努力するのが常。

問題が大きくなれば、
問題を収拾できなかった
自分の評価が下がってしまいかねない。

だからこそ、クレームをつける側としては、
コイツじゃラチが明かないと思ったら、
「上の人と話がしたい」と詰め寄るに限る。

それで、必死になって
自分で解決してくれるのならそれでいいし…
やっぱりダメなら、責任者と直談判するしかない。

だから、相手がいかに大きな組織であっても、
サラリーマンと交渉するのは案外と楽。

交渉相手の立ち位置と、
どこを支点にしているのかという
バランス感覚が読めれば、
どこを突けば相手が動くのかがわかる。

交渉が難しいのは、
自分で商売をやっている人と…女性。

自分で商売をやっている人は
サラリーマンとは必死さが違うから、
捨て身で対応する人が少なくない。

相当、裏の裏を読んだ挙げ句、
最終的にはこちらも腹を割って挑まなければならない。
ガキ大将同士の戦いだな。

女性は…感情的になると理屈が通らなくなるからね。
いい気分になってもらわないと話が進まないのが難。
…というか極めて苦手。

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