自分が一番辛い…
あるいは、
自分の判断が一番…などと思うこと自体、
自分を甘やかしてるよな。

大丈夫だ…とたかをくくっている奴ほど心配だ。
もうダメだ…とすぐに弱音を吐くことによって、
自らダメにしていってしまう奴と同じくらいに。

自分を納得させるために、
自分のせいではないという理由を探そうと
必死になっている人たちを見るにつけ…
日本人が妖怪を、
西洋人がグレムリンを創造した理由を思い出す。

あらゆる逆境や、辛さ、悲しさに耐え、
自分を磨いてきた者がクールに下した判断が横暴で…。
悩んでいることに時間を奪われ、
優柔不断で進む力の弱い者が、
より人間的で素直だ…という解釈には眉をひそめたくなる。

素直が美徳なのは幼い頃までで、
大人の素直さは、たいてい弱さの裏返しに過ぎない。

弱くても仕方ないと許されるのは幼いからであって、
いい年して幼い振る舞いをしていたら、
甘い、と一笑されてしまうだろう。

素直な自分が弱い自分だったとしたら、
まず、その素直さを変えていかなければならない。

自分を変えることを…頑張るって言うんだよ。
素直なだけでいいのなら何も頑張んなくたってできる。

欲に合わせて行動してたら…すぐデブになっちゃうぞ。