Episode No.4019(20110711)[商売]Business

評価の季節
There are some reasons why you are not evaluated.
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さて、頑張るとは何か…?

自分なりにやる…なんていう腰の引けた人に
頑張るなんて言葉は似合わないと、いつも思う。

頑張る…っていうのは、
今までの自分にはできなかったことに挑戦する
…っていうことだと強く思うから。

頑張らないと叱られる…程度の気持ちじゃ、
自分を変えることなんて、到底できやしないよ。

学校では頑張ったことを評価してくれるが、
会社では頑張った結果、
どれだけ会社の事業に貢献できたかでしか評価しない

会社が営利団体である以上…
かつ、評価が賃金である以上、それは致し方ない。

ただし、
会社でも頑張ったこと自体を評価しないわけではない。

頑張ってるのに成果が出せない人というのは、
頑張り方が、まだまだヘタッピな人なわけで…
それをどうにかするには経験を積むしかない。

だから、頑張ったことを
直接賃金に置き換える評価はできないが、
仕事の上でチャンスを与えることはする。
もっとできるようになってもらうために。

会社側からみれば、
ひょっとしたら無駄になるかもしれないことに、
人件費を費やすわけだから、
間接的には金を与えているも同然の行為である。

このチャンスをモノにして、
成果を上げてくれたら本人も会社もパッピーだ。

だが、もしここでこのチャンスに気づかず…
頑張っているのに賃金も上がらないうえ、仕事も増えた
…と本人が感じるようであれば、そこで終わり。

自転車に乗れない人が乗れるように訓練を始めて…
何度も転んでいるうちに、
そもそも何で自転車に乗る必要があるんだ?
…なんてことを言い出したら、もう自転車に乗れるようにはなれない。

歩く方がいいなら、歩けばいい。

でも、自転車に乗れないとできない仕事には就けないでしょ。
それは会社が選んだ結果ではなく、
自分が選んだ結果なんだよ、残念ながら、ね。

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