自分なりに頑張る
…なんて言葉の使い方はないよな、やっぱり。
頑張る…ってのは、
これまで自分ができなかったことをする。
もっと言えば、
生まれ変わったつもりで何かに挑むこと
…たがら、ね。
これまでの自分を
或る意味、否定しないと進めない道だろう。
自分なりに頑張る
…なんて腰の引けた言い方は、
「砂漠のインド人は魚を食わないことを誓う」
…が如く、
最初からやる気を疑われてしまうよ。
少々大げさなようだけど…
やる、となったら
死守するくらいの気概を持たないと。
話は少々横道にそれるようだけど…
夫に連れ子を殺害された
若い母親の裁判のニュースで、
その母親も夫に暴行を受けていたと証言し
「自分も守れなかったのに、
どうして子供を守ることができるんですか」
…と訴えた。
それを聞いたビートたけしさんは、
こう言っていた。
「自分はどうなっても子供を守るってのが
母親じゃないのかなぁ」
…私もそう思う。
まず自分…という発想が
自分の存在理由をなくしてしまってる。