Episode No.3639(20100424)
憧れの道具たち〜その歴史を探る(6)

映画界のみならず、
家庭用のテレビやPCのモニタまで、
3Dが大流行してる。

まさに…というか、やっと
イメージしていた21世紀的な未来
…がやってきたように感じる。

こうなると次に話題になるのは、きっと
飛び出すアダルトビデオだろうな。

家庭用ビデオが爆発的に普及したのも、
レンタルでHビデオが
扱われるようになったからだというし、ね。

人類最古の商売は娼婦らしいけど…
技術は進歩しても、
まったく人間は進歩していないな。

3Dを越えて…
体感できるアダルトグッズも、
もうあと数年先には実用化されると
週刊アスキーに書いてあった。

確かに便利かもしれないが…
本質はアダルト・ゲームや
アダルト・アニメにはまるのと同じだろう。

相手への気遣いなしで、
自分の気分次第でスイッチをON・OFFして、
間に合わせの幸せに満足する輩が増えるのは、
いかがなものかと思ってしまう。

最も…そういう感覚の輩は
別に子孫を残してくれなくてもいいけど、ね。

まぁ、IT技術の発展がどうあろうが、
金で解決する術は最古の昔からあるわけで、
何も今始まったことではないから、
今更憂いても仕方ないか。

それにしても、せめて人間相手なら、
…何かを学べるような感じはする。

いかに色っぽい女性像であろうと、
CGを駆使して作られたもの…って、
たいてい男が作ってるわけじゃない?

それを見て興奮するなんて、
考えてみれば、
ニューハーフを見て興奮するより妙じゃない?!

憧れの道具について、あれこれ考えた挙げ句…
不便であるが故、工夫や努力をして
自分を磨くことにつながることに、あらためて気づく。

道具は使う人間によって、ようやく真価を発揮できる。

憧れの文豪が使っている万年筆と、
よく似た万年筆を買ったところで…
書こうという動機付けにはなっても
…いきなり文豪のような文章が書けるはずもない。

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