この間FMでこんな話を聞いた。
仕事には
ライフワークとライスワークがある。
ライフワークはよく聞く言葉だけど、
ライスワークとはつまり
食っていくための仕事。
なかなか、うまいことを言うね。
自分で選んだ
ライフワークに身を投じるために
ライスワークも不可欠というわけだ。
ロバート・キヨサキに言わせれば、
おそらく
ライスワークは不動産投資ということになり、
ライフワークは教育事業だろう。
黒澤明監督は、
すべてをライフワークにしたかったと思うけど、
映画の仕事に携わる
大勢のチームを維持していくためには、
コンスタントに仕事をこなさなければならず、
なかなかそうはいかなくなったと思う。
同じ映画人でも…
ジョージ・ルーカスは
STAR WARSというライフワークを持ちながら、
ハリウッドからSFXを請け負う会社を作り、
ライスワークも充実させた。
だから、気が向いた時(?)にしか
映画を撮らなくても食っていけるし、
スタッフを食わせて行ける。
片手で何かをしっかりつかんでいないと、
もう片方の手で夢をつかむのは難しい、ね。
ライフワークとライスワークが
イコールなら悩みはないが
ライスワークが他人のための仕事である以上、
…それは、ないものねだりだろう、な。