Episode No.3173(20081028)
走りが象徴するもの

ハイブリッドカーの普及など
エコロジー対策が進む中・・・
なんと、イタリアでは、
あのスーパーカー、ランボルギーニが
パトカーになったんだってね。
まるで「こち亀」に出てくるような話だ。

ランボルギーニ ガヤルドLP560-4は、5.2リッター。
0〜100km/h加速は3.7秒、
最高速度は325km/hに達する世界最速のパトカー。

燃費は従来に比べて約18%向上したというが、
ちょっと調べてみたところ・・・
市街地でリッター4.5キロ、郊外で10キロだってさ。

ちなみに価格は日本円で2,428万円也。

こういう性能を持った電気自動車なら、
もっとインパクトはあったと思うけど・・・。

電気で走る元祖エコロジー車といえば
・・・なんといっても電車。

一時、流行った「電車でGO!」は、
いかに惰性を使い、うまく走って、
かつ、うまく止まるかがポイントだった。

惰性で走る・・・から、
エネルギーもあまり使わずに済む。

しかし・・・
惰性で走る・・・から、
決められたレールの上しか走れない。

はたして自分は、今どんな走り方をしているのか?

惰性で走っているわりには、
燃費は悪くて・・・
しかも、急ブレーキばかりかけて、
ブレーキパットもすり減っているじゃないか?

どうせ燃費が悪いのなら・・・
周囲を驚かせるような走りを。

エネルギーを使わずに進もうというのなら、
レールに縛られるのは覚悟のうえで。