よく「時代の波を読め」
・・・なんて言い方をするが、
それが本当に波だったのかどうかは
実際に通り過ぎてみないとわからない。
波だと思っていたら、地震だったり・・
波の強い場所だと思っていたら、
・・・たまたま台風に遭遇していたり。
逆に世間の大波・・・なんて言ってたら、
自分のまわりだけの騒ぎだったり、ね。
大好きな「こち亀」の中には、
よく商売に関係する話が出てくる。
時代の波に対して、
両さんの実家の佃煮屋は・・・
舟で越えてるんじゃなくて
ウインドサーフィンでふらふら漂ってる。
だから世間の波どころか、
町内の波にさえ右往左往する
・・・なんて例えが出てきて笑ったものだが、
うちもまったく同様で
・・・現実的には笑えない話だ。
対して両さんのやり方は・・・
波に関係なく進む潜水艦
・・・見習いたくなるけど、
ずっと潜っているのも辛いだろうな。
これも両さんの受け売りだけど・・・
本物の海賊は
すごく地味な船に乗っていたらしい。
見つかったら逃げられてしまうからね。
本物は何でもすごく地味・・・。
風を受けて颯爽と進もう
・・・なんてことばかり考えないで、
風があろうがなかろうが
コツコツとオールを動かして進むしかない。