Episode No.2657(20070226)
歯車の正義

差別と区別
混同されてしまっているように・・・

プライパシー侵害と個人情報保護法
混同されているために、
必要以上に企業の腰が引けていたり・・・

逆に、
著作権の定義があいまいなために、
大企業が個人を踏みにじって
商道徳に反したことをしたみたり
、と。

結局のところ言葉の意味は
立場によって
都合のいいように解釈されている。

こうした状態を
是正すべき機関も・・・
実は思い込みによる正義によって
時には漠然と、
最後には意地になって
動いているだけに過ぎなかったり、ね。

こうした傾向は
何も今はじまったことではないだろうけど、
どうも・・・
個人、個人は決して悪い人間ではないのに、
集団になると、まるで
“赤信号、みんなでわたれば怖くない”状態に
なってしまっているようで・・・
そういう意味では、大企業も暴走族も
たいした変わりはないように見える。

ようするに・・・
組織が個人の責任の隠れ蓑になってしまっていて
誰も自分のせいだと思わないところに
・・・悪がある。

確かに組織に比べたら個人はの力は小さい。

だけど・・・
組織もしょせん個人の集まり。
個人の非力を言い訳に
組織を変えようとしないのは、
非力どころか無力だよ。
それも組織に対してではなく
・・・自分に対しての、ね。

無力で幸せをつかめるつもりかい?