Episode No.1609(20031021):
「曲がり方」を勘違いしない
二輪といえば自転車か
せいぜい原付くらいにしか
乗ったことのなかった私が、
中型免許をとって、早2ヶ月半。
愛車HONDA MAGNA 250の走行距離も
700kmを超えた。
まだまだ「バイカー」と
胸をはるには、ほど遠い
怖々とした運転だが・・・
それでも、
信号待ちで停車中の車をすり抜けて
一番前まで出ていって
青信号とともに、イッキに加速するのに
ずい分と快感を覚えている。
怖いのは、やはりカーブ。
バイクに乗り慣れてくると
連続カーブこそ走っていて面白いらしいが
とても、そんな気にはなれない。
自転車や原付なら
とにかくスピードを落とせばいい。
もちろん、大きなバイクでも
カーブの手前で
スピードを落とすのは基本だが・・・
重量が200kg近くもあるバイクとなると
スピードを落としただけでは
思い通りには曲がってくれない。
重心移動も大切だけど
車体を安定させるための
アクセル・ワークが不可欠なのだ。
自転車や原付なら
腕の力だけでも容易に車体を起こせるが
重いバイクはそうはいかない。
カーブしながらブレーキなどかけたら
勢いあまって転倒は必至。
「危ない」と思って
ブレーキでもかけようものなら
もっと「危ない」目に遭う。
車体を安定させる時こそ
「アクセル」が必要なのだ。
・・・とここまでは
教習所で習った「知識」。
で、実際に怖いと思ったカーブで
ブレーキをかけようとする気持ちをおさえ、
反射的にアクセルをまわせるようになる
・・・というのが「ノウハウ」なんだな。
はたして今、
自分が抱えている曲がり角を
自分は、自転車で曲がろうとしているのか
それとも大型バイクで曲がろうとしているのか?
操作を誤ると・・・転倒だ。