20030921
でじたけ流 教育論

第167回
ガキ親父、走族になる?!


20年ぶりに自動車教習所へ通って、
中型バイクの免許を取得した20日後、
250ccのバイクを購入し、早1ヶ月。

ドキドキしながら
海沿いの道を滑走したり・・・
都内の渋滞で廃ガスまみれになったり。
おかげさまで今のところは無事だ。

お気に入りの現品処分品さて・・・
いきなりバイクに乗って帰った日の
家族の反応は、さまざま。

カミさんはいつものことながら
私のやることには、あきらめていて、
とくに大きな反応もない。

自慢じゃないが・・・
バイクを買おうが、車を買おうが、
パソコンを買おうが、土地を買おうが、
私はカミさんに面と向かって
相談したことはない。
ただ、決めたことを伝えているだけ。

そのおかげで
家計がひっ迫してしまうようなら
大きな問題だけど・・・
そうでない限り「できる」と思ったことは
独断でやってしまう。

だいたい相談なんて・・・
自分の考えに後押ししてもらいたい時の方が
多いもんでしょ?!
私の場合、自分で勝手に後押ししちゃう。

無論、家族の行事は優先するけど、ね。

子供たちは、バイクに対して
かなり興味津々。

250ccクラスでは
400ccに近い大柄なバイクだから、
子供から見れば
もっと大きく感じることだろう。

子供たちに対して
私がまずやったのは、
例によって・・・驚かすこと。

止まったばかりの
ムキ出しになったバイクのエンジンは
不用意に触ったら火傷をする恐れがあるし、
一人でまたがろうとして
万が一、倒れたら・・・
183kgの下敷きになってしまう危険性もある。

そうして・・・
さんざん脅かした上で
バイクに一人ずつまたがらせ
エンジンをふかす。

爆音と尻から直接伝わってくる振動に
子供たちは恐れをなしていた。

そんな“恐ろしい乗り物”を
自由に操る親父は、もちろん尊敬の的だ。
・・・しめしめ。

本当は、まだ私だって・・・
怖々乗ってるんだけど、ね。

バイクが身近になったことによって
やがて子供たちが年頃になり・・・
自分もバイクに乗りたいと言い出したら、
返すセリフは、もう用意できている。

「40歳を過ぎて、
 体力と経済力があったら
 ・・・乗れば?」


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