Episode No.1421(20030314)
嫉妬するほどの幸せがあるか?

先日来・・・テレビで度々
マイケル・ジャクソンの真実』が
話題を呼んでいたよね。

部分的にしか見ていなかったけれど・・・
うちでは比較的、マイケルに同情的だった。
別に特別なファンというわけでもないけどさ。

人気商売は大変だ。
オンボロの車に乗れば
「なんだ、この程度の車にしか乗れないのか」
と言われ・・・
高級車に乗れば
「お高くとまりやかって」と
そんな風に見られてしまうのが常。

自由を歌う歌手の
愛や自由が奪われているなんて
何とも皮肉。

これは、きっと
マイケル・ジャクソンに限ったことでは
ないだろうね。

目立った存在というのは
味方が多い分、敵も多いもの。

何かにつけて攻撃したがるのは
それが“金”になる人たちか・・・
嫉妬深い人たちだろう。

「他人がいい思いをしているだろうと、
 あれこれ考えるのが嫉妬です」
・・・エリカ・ジョング(詩人)

自分より金持ちは大勢いるだろうけれど・・・
かと言って、
いい思いをしている人たちばかりじゃない。

むしろ、いろんなしがらみがあって
自由を奪われている人たちの方が
はるかに多いんじゃないかな?!

あなたの親も、先生も
得意先の口うるさい担当者も
会社の上司も、ね。


参考資料:「世界を動かした名言」J・B・シンプソン=編 野末陳平/隈部まち子=訳 講談社=刊