Episode No.1280(20021001):怒っても無駄なこと

「追いつめられたり、
 行きづまっているとき、
 女は男とおしゃべりをしたり、
 抱きしめてもらいたい。
 でも男はひとりで問題を解決したいと思うから、
 話しかけられるとうるさいと感じる」

一時、話題となった
話を聞かない男、地図が読めない女』を
さらにコンパクトにまとめたような本にこんな記述があった。

う〜ん、思い当たるフシがたぶんにあるな。

いかに個人の考え方による、とはいえ
男と女の場合には
機能や構造がもともと違う。

WindowsマシンにMacのOSを乗せようとしても
やっぱり無理があるのと同じで
違うものに同じものを求めても・・・
それは無駄なことだよ、ね。

理解するということは
同じになるということとは違う。

違うことに意味を見いだせなければ・・・
一緒にいる価値はないよ、ね。

2人とも自分勝手に話出したり
2人とも黙りこくってしまったら・・・
そこにコミュニケーションはない。

さらに、こんな記述もあった。

「女は追いつめられると、
 思考を停止してしゃべりつづける。
 男は追いつめられると、
 思考を停止して行動を起こす」

思考を停止してできることが・・・
本能というものかもしれない、な。

そして、
どこで思考が停止してしまうのかが・・・
その人の理性のあり方だな、きっと。


参考資料:「言葉でわかる『話を聞かない男、地図が読めない女』のすれ違い」
      アラン・ピース+バーバラ・ピース=著 藤井留美=訳 主婦の友社=刊