Episode No.1093(20020225):いい仕事をしたければ・・・急げ!

物事に取り組む姿勢は・・・
内容や、人によってさまざまだと思うけど
どんな場合にも失敗が少なくて済むのは・・・
速くやる、ことだろうな。

ジックリと腰を据えてやるというのは
一見いいようで、実は課題を間延びさせているだけ。

第一・・・
落ち着いたら、と思っていても
落ち着いたためしなどない。

あんまり速くやり過ぎると・・・
何だか「手ヌキ」をしているように思われそうだけど
パソコン機器が大きなモノより
小さくなればなるほど高いように・・・
骨董品ならいざ知らず
本当は、時間をかけたものより
速く出来たものの方が高く売れるはずなんだ。

自分でやると時間がかかる
だから頼んでやってもらう・・・
仕事ってそういう部分がかなりあると思う。

それに・・・
速くやっておけば、後でいくらでも直しはきく。
だから、
いい仕事をしたければしたいほど・・・
急ぐべきなんだ、と思うな。

ただ・・・
サラリーマン根性が出ちゃうと
いくら速く仕事を処理しても
いきなり給料は上がらないし・・・
忙しくなるだけで面倒かも知れない。

本当は面倒がっているだけなのに
真面目ぶって・・・
ノロノロやってるのを慎重にやってるフリして・・・
それじゃあ21世紀は渡っていけない。

『マニュアルにないサービスが成功する』
という本に・・・こんな項目があった。

「何をするかより、
 いかに速くするかを心がけよう」

速くしないと・・・
何をしたか、という説明を聞いてもらう時間すらなくしてしまう。


参考資料:「マニュアルにないサービスが成功する」中谷彰宏=著 廣済堂文庫=刊