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Episode No.184(990330):勇気の出る読書

勇気の出るページをめざして毎日アップデートしているこのサイトも今日で丸7ヶ月になる。
自分や家族、知人にとって、このページを運営することは、すっかり生活の一部となった感がある。

お陰様で、このページを作り続けることで一番勇気が出ているのは自分自身。

まず第一に読書の習慣が身に付いた。
読書自体、嫌いではなかったが読み方が変わった。
人に説明できるくらいジックリ読む。
そして、相互関係でわからないことがあれば別な本も調べてみる。
で、自分なりの文章にしたところで、はじめて知識として身に付いた気がする。
そういうことが苦もなくできるようになってきたような気がする。

いろんな人たちの話を突き詰めてみると、芸術家だろうと技術者だろうと科学者だろうと・・・みんな人間が言っていることは同じだ。

そこで悟ったことを実践できるかどうかというところで、歴史に名を刻めるかどうかが決まる・・・と言っても過言ではないだろう。

先日、スピードについて私なりの考えを書いた。
後日、ある本で本田宗一郎がこんなことを言っているのを知った。

「スピードを否定したら発明創意工夫はない。スピードを否定する人間は敗北者だ」

尊敬する偉人が、こんなことを言っていたという話を読むと「ああ、俺は間違っていないんだ」と、すごく勇気づけられる。

読書には、そういう人たちに出会える楽しみがある。

もちろん何かに悩んだ時の読書も有効だろうが、私の場合、今のところ読書は悩まないための予防のようなもの。

悩んだ時に読むのはパソコンのマニュアル・・・だな。


参考資料:「財界」昭和50年1月15日号

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