Episode No.1081(20020211)教育論・番外編

要求できるだけの自分があるか?

100日なんて、アッという間だね。

小学2年の長男がやってる剣道の朝稽古が、
連日400日を迎えた。

また、賞状を作らないとな。

最近は、4歳の長女も時折、参加してる。

長男は1日30回の素振りから、徐々に回数を上げて
今は300回以上振っているが
参加するなり300本は、さすがに幼稚園児にはきつい。

けれど、かけ声だけは勇ましい。

いかなる理由があろうと
一日も休まずに何かを続けることの大変さは
誰もが経験的に知っている。

ただ、ある程度の苦しみを超えて続けていると
今度は「辞める理由」が見つからなくなったりする。

習慣・・・というのは、そういうものだ。

自分にどんな習慣やクセをつけることができるか、
自分をつくるというのは、そういうことだろうな。

性格やタイプがとうとか、環境がどうなんてことは
理想の自分を作れない理由にはならないんじゃないかな。

真っ先にそれが口をつく人は・・・
言い訳するのがクセなんだよ。

だけど・・・
生まれながらにして言い訳がましい人間などいない。
どこかで自分が選択して到達してきてる道なんだよな。

理想の恋愛相手、理想の友達、理想の仕事にありつくためには
まだ、自分がその理想に近づけないことには
はじき返されてしまう。

運転免許のない人間がレーサーに憧れるだけ無駄だよ。
空想で気持ちは癒されても現実が遠のくだけだ。

「何百日も続けてるなんてスゴイわねー」

と、誉められて照れる長男は、時々嬉しいことを言ってくれる。

「おとうさんの方がもっとスゴイんだよ。
 もう1,200日以上、ホームページを毎日更新してるんだから」

理想の息子に育て上げたければ・・・
まず、力強い理想の父親にならなければ。

誰かに求めて返ってくるものの大きさは・・・
相手次第じゃなくて、
本当は自分が決めてるんだよな。


参考資料:子供たちに、また風邪をうつされたが・・・休むことが許されない父