Episode No.1070(20020129):こんな夢をみた
気がつくと自分の家にいる。
確かに自分の家という認識はしているのだが・・・
目の前にあるのは、見たこともない部屋。
部屋の間取りも、置いてあるものも
初めて目にするものばかりだ。
旅先にしては、かなり生活感があるし・・・
そこには、子供たちも寝ている。
いつものように・・・
子供たちが目を覚まさないよう、
忍び足でわきを通り抜けて、自分の部屋に入る。
確かに自分の部屋という認識なのだが
考えてみると、初めて入る部屋だ。
そして、机の上のパソコンには
いつもの人たちからメールが入っているのに気づく。
こんな部屋に住みたい・・・
というような部屋の間取りでもないし
これは・・・?
目が覚めて、ふと考える。
ひょっとしたら、今みた夢は
別な人生を歩んだ場合の自分の住みかなんじゃないだろうか?
住んでいる場所も部屋の間取りも・・・
持っている物も、きっと仕事も・・・
どこか少しずつ違う。
だけど・・・
家族や知人だけは・・・一緒だ。
どこで、どういう巡り合わせがあるのか
まったく偶然のように思えることも・・・
実は必然だったりする。
きっと別な人生を歩んでいたとしても・・・
自分が自分である限り
この家族たちや、知人たちとは
やっぱり巡りあっていたのかも知れないな。
もしも、あの時・・・と思うことは多いけれど
自分が自分でいる限り・・・結果は同じなんじゃないかな。