Episode No.1024(20011206):感じなければ書けない

毎日、ホームページを書く

よく書くことがあるね?・・・なんて言われることもあるれど
本当は、こうして書いていることの何倍も毎日誰かと話している。

だから・・・
本を読んで新しいネタを調べている時間がないと
つい、誰かと話した内容がそのままトップページに登場したりする。

無論、第三者が読んでもわかるカタチに整理して。
この整理するという行為が、自分にとっては勉強になっているような気がする。

誰かと一生懸命話しても・・・
そのまま忘れてしまったのでは何とも、もったいない。

書くこと自体に時間は必要だけど・・・
本当は何を書くかをまとめることに時間がかかる。

まず、何かを感じる。
そして、自分なりに解釈して
場合によっては補足の資料を探して・・・
書くのは、その後・・・仕上げの作業に過ぎない。

パソコンの処理速度が遅くて、作業もままならない・・・なんて話をよく聞く。
重たい写真のデータやビデオのデータ、
あるいは3Dのレンダリングでもしてるんならわかるけど・・・
本当はキーボードを目の前に腕組みしている時間の方が長いんじゃないか?
と言いたくなる人も少なくないな。

こと文章を書くことについては・・・パソコンの処理能力なんて問題にならないはず。

強く感じて、できる限り正確に考えたことを覚えておく。
これが表現するための一番の秘訣だと思うな。

感じなければ書けない。
そして、覚えていなければ書きようがない。

自己流訓練法のひとつとして、日記がある。
夕べみた夢を書き留めるという方法。
やってる人も多いと思うけど。

起き抜けに書かないと絶対に忘れてしまう。
せっかくみた夢も忘れてしまっては、もったいない。

単なる貧乏性かも知れないけれど。
このちょっとした思いつきが金になるかも知れないと思うと
とても捨てられない。
・・・やっぱり、ただの貧乏性か。

「人生に必要なものは、勇気と行動力と・・・
 そして、お金が少し」・・・チャーリー・チャップリン『ライムライト』

勇気、行動力、そして金。
どれ一つ抜けても・・・みんな維持できない、な。


参考資料:時間がないので記憶が頼り