でじたけ流 教育論「オムツはとれたか?」
 
  人生日々更新 -Main-
20130804

でじたけ流 教育論678

でじたけ流教育論 digitake.com


生まれた時のまま、
大人になれるはずはない。

よもや、
なれたつもりでいるとすればそれは、
周囲に犠牲を強いた結果であろう。

わがままな独りっ子だった自分を卒業して、
…夫あるいは妻になれているか?

甘えん坊の末っ子だった自分を卒業して、
…親らしく子供を制しているか?

この世に生を受けた時の立場を超えて、
今、自分に与えられているミッションを
遂行できているか…?

何かと不満が多いのは、
環境が変わったせいではなく、
…実は自分が変わっていないせい。

子供にはさんざん、
もう小学生なんだから、とか
中学生なんだから、高校生なんだから
…と言っておいて、
自分は年相応のミッションを拒絶して、
立場だけを振りかざす。

その姿は、かつて自分が
“ずるい大人”と言ったそれに等しい。

人の性根など、そうそう変わるものではない。

そうそう変わるものではないが、
変われないマイナス面を、まず理解し、
カバーすることに務めるのが
大人らしいバランスというものだ。

こういうソツのなさは、
人として一番つまらない部分ではあるが、
そういう部分がなければ、
とても安心して付き合えないのも事実。

ウンコは、きちんと
トイレに入ってできる人でなければ、
たいていの人は、
お付き合いをゴメンこうむるだろう。

そんな世話をやかせるのは、
赤ん坊か寝たきりになってしまった年寄り。

けれど、
精神的にオムツが必要な輩は少なくない。

つまり、
自分本位なわがままってのは
…ウンコたれ、だろ。

Copyright 1998-2013 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-