でじたけ流 教育論630「年頃」
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20120902

でじたけ流 教育論630

でじたけ流教育論 digitake.com


上下を男兄弟にはさまれた高1の娘は、
やることなすこと…何かと男っぽい。

兄弟ゲンカでの言葉の荒っぽさは兄弟一。
不機嫌な時の反抗的な態度も、
案外素直な兄、弟をはるかに超えて鉄拳を喰らうほど。

ま、女の子相手に鉄拳をふるう父親も父親なのだが…。
何せ、その父親に似てしまったのが致命傷。

そんな娘ではあるけれど…やっぱり年ごろ。
ファッション雑誌を眺めたり、
眉をちょっとだけ抜いて笑われたりしてる。

見れば、足の爪に色を塗ったりもしてる。
赤かったり…青かったり…
時には白かったり…と。

見えない部分のオシャレ?まるで、宮大工だな。

あろうことか、髪の毛のない父親に…
髪の毛を染めてみたいけど、どうか?と聞いてきた。

校則ではOK(?)らしいけど、
そんなこと母親に聞けよ、と返した。

立て続けに、
自転車で学校に通いたいけど、どうか?と聞いてきた。

娘は、今年、大学生になった長男と同じ公立高校に
入れ替わりで入学した。

長男は自転車で通っていたけれど、
娘はとりあえず電車で通ってる。

確かに駅まで行って、電車で通うのは
遠回りで面倒なのだが…

遅刻ギリギリに飛び起きて、
母親に車で送らせるようなことをしていたのでは、
とても危なっかしくて自転車になど乗せられない。

さて、父が提示した自転車通学の条件は、こうだ。

最低1ヶ月間は、毎朝早めに起きて、
慌てずに行ける習慣をつけること。

我が家において、父親が出す条件は絶対である。

守れない場合、当然、自分の主張など通らない。

今回の条件は理にかなっていると思うが、
たとえ理解できない条件でも、ダメなものはダメ。

世の理不尽を教えるのも親の勤めである。

同時に…
失敗を教えるのも親の勤めだと思うが、
それは怪我をさせない範囲でなければならない。

思いっきり、ひっぱたいておいて言うのも
…何だけど、ね。

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