でじたけ流 教育論629「磨かない原石はただの石である」
  人生日々更新 -Main-
20120826

でじたけ流 教育論629

でじたけ流教育論 digitake.com


語学研修目的でフィリピンの孤児院に
ボランティアに行っていた長男が戻ってきた。

まだ詳しい話は聞いていないが、
どことなく横顔が逞しくなったように思えなくもない。
…日焼けしただけかもしれないけど。

とにかく若い時に冒険をするのは、いいことだ。
さまざまな人と会うことに大きな意味がある。

若い時には
誰もが輝くダイヤの原石だなんて言われるけれど…
原石は磨かない限り、役に立たないただの石。

ダイヤモンドを削るのが
ダイヤモンド製のカッターであるように、
人を磨くのも、やっぱり人。

人と会うことに尻込みしていては、
成長できるはずはない。

思えば私も学生時代には、
ずいぶんと冒険をさせてもらった。

最初に海外へ行かせてもらったのは小学6年生の時。
いわゆるチビッコツアーというやつでカナダへ行った。

もう40年も前の話だが、
カナダのバスの運転手が女性だったのに驚いた。

高校1年の時にはイギリスで2週間のホームステイ。
当時は電話でホームステイ先に
「今夜は遅くなるので晩飯は準備いただかなくて結構です」
…というようなことを英語で伝えられたはずなのだが、
今はサッパリわからない。

高校時代には父親の仕事に付いてドイツにも行った。

普通のドイツ人の英語レベルは、
日本人と変わりはないらしい。
お互い片言の英語で会話をする場面もあったけれど、
西洋人がしゃべってる方が、
うまいような感じがして気が引けてしまう。

ようするに迫力負け…してた。

今は見た目の迫力じゃあ、
負けないかもしれないけど…
英語に尻込みしてることに変わりはない。
言葉も…若いうちになんとかしないとな。

今も仕事で外国人と会う機会はあるが、
呑みニュケーションで何とか乗り切ってるけれど、ね。

さて、長男は
この夏、どんな友達を作って、
何をつかんできたんだろう…?

Copyright 1998-2012 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-