でじたけ流 教育論628「風呂争い」
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20120819

でじたけ流 教育論628

でじたけ流教育論 digitake.com


自宅の24時間風呂が大活躍している。

かつては風呂に入る時間といえば、
3人の子供たちが入る時間帯があって、
大人は遅くに入る、といった感じだったが…
家族がそれぞれ
バラバラな時間帯で生活するようになると、
風呂場を使うのは夜とは限らない。

とくに夏休みなど、部活で
ドロドロになって帰って来る奴がいるからね。

加えてみんな風呂が長い。
おそらく一番早いのはカミさんだろう。

まず私が早朝から1時間は入ってる。
風呂では防水ケースに入れたiPad
ネットサーフィンしてるから。

休みでうちにいる時など2〜3度入ることもある。
まるで、ドラえもんに出てくるしずかちゃん状態。

次に長いのは大学生の長男だが、
今は一人暮らしになったので、うちにはいない。

私と風呂の取り合いになるのは高1の長女。

中1の次男もわりと風呂好きだが、
次男の場合には、
私が長時間、風呂に浸かっていても
入ってくるから問題はない。

長女は、さすがにそうはいかない。

…が、先日、
脱衣所に行くと
なんと…長女が全裸で立っていた。

風呂に入っていれば水音で気づくが、
ちょうど風呂から出たところらしく、
まったく気づかなかった。

こういった場面で
相手がカミさんだったりすると、
必要以上に騒がれ、かえって
こちらが眉をひそめてしまうこともあるが…

長女の場合には、年頃であるにもかかわらず、
キャーでもなく、ワーでもなく、
目を丸くする父を見て…不適な笑いをうかべていた。

同性の息子たちなら、
たいてい次の行動は読めてしまうものだが、
娘となると、こういう
予測のつかないリアクションがしばしばある。

しかも、根が自分に似ているところが厄介。

かろうじて我が家の場合…
男はみんなB型で、
女はみんなO型なので、
最後は何処かで丸くは収まる…のだが。

結局、丸く収まるということは、
お互いのカタチが異なるからであって、
同じカタチをしていたら、ぶつかってしまう。

同じだから理解しあえる…というのは大きな勘違い。
違うから一緒にいられる…これが現実。

家族を見る目で、世界を見れば、
理解できないものを排除しようなどという
無茶な行動にはならないはずなんだけど、ね。

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