20020825
でじたけ流 教育論

第112回


もうすぐ夏休みも終わり・・・
で、ホッとしている親たちも多いだろうね。

うちでもご多分に漏れず
「お兄ちゃんがブッた」だの
「おもちゃを貸してくれない」などと
・・・朝から兄妹ゲンカが耐えない。

しかし、兄妹というのは不思議なもので・・・
たまにいないと、それはそれで淋しい。

小3の長男が体操クラブのキャンプで一晩留守にした。

5歳の長女は、どこへ行ったかわかっているが
何となく張り合いがないらしく淋しがっていた。

2歳の次男は・・・
何故、夜になってもお兄ちゃんがいないのかわからない。

私が例によって面白半分に
ダダにさらわれたんじゃないか?」と言うと
「ウルターマン・よぶ」と涙目で言う。

『AERA』に私と子供たちの写真が載った。

マスコミに顔を出すのには抵抗があったし
まして子供の顔など不用意に出すもんじゃない・・・
そう常々思ってはいたが
固い雑誌だし・・・
孫の写真が出ることを喜ぶ、
おじいちゃんおばあちゃんたちの顔も見たかったので
撮ってもらうことにした。

長男が剣道の朝稽古を続けている話に関心してくれた記者が、
そのことを記事にしてくれた。

子供たちに読んで聞かせると・・・
長男はちょっとニヤッとしたが、すぐさま
妹も「一緒にやって100日超えてるのに、そのことが書いてない」
と、少し不満そうだった。

そういう気持ちがあるのに・・・
なんで朝っぱらからケンカすんだよー!

何かの本で・・・
動物学的には兄妹が7人はいないと
家族の中で社会性を身につけるのは難しい、
そんな内容を読んだことがある。

昔のように兄妹が多くないからこそ・・・
人間には学校がないと
マトモには社会に出られないのかも知れない。

ポイントは・・・
わがままは通らないと、どこかで知ることだ。

それを知らずに育っていけたら
幸せかも知れないけれど・・・
そのまま大人になれるほど・・・人生は甘くない。

何不自由なく、ただ可愛がるんだけじゃあ
・・・ペットと同じだもん、な。

増・築・日・記 20  

大工入門

こんなに広かった・・・とは!そろそろ・・・片づけにも飽きてきた。
が、終わらなければ次にはいけない。ふぅ〜っ。

『AERA』に掲載された"でじべや"は、写真のようにすでにもぬけのカラ。
そのかわり"新でじべや"がスゴいことになってる。

"旧でじべや"より"新でじべや"の方が面積は広いのだが・・・何故か入り切れぬほど物があふれてる。新しい机買っちゃったし・・・。

"新でじべや"に隣接する書庫を長男をアシスタントに自力で作り始めた。

かつて日曜大工にも凝ったことがあるので、決して嫌いな作業ではない。
むしろ楽しい。楽しいけど・・・疲れる。

疲れてひと休みする時、長男とこんな会話をする。

「トンカチのことを他の言い方で何て言うか?」
「う〜ん、金づち。ハンマーって言う人もいるね」
「大工さんはゲンノウって呼ぶんだよ」
「へぇ〜」

おかげで長男は、ゲンノウのほかに、マスキングテープ、コーキングの使い方を覚えて・・・現在はプロックの積み方を修行中だ。


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