幼稚園や学校が夏休みに入った。

最も・・・休みに入る直前に、
台風の影響で休みになったりしていたから
すでに夏休みモードには入っていたけど。

この文章を書いている時点では
まだ長男の成績表は見ていないが・・・
何でも今年から成績表のつけ方が
これまでの「相対評価」から
「絶対評価」に変わったらしい。

集団の中の位置を示す「相対評価」より、
ひとり一人が目標にどれだけ近づいたかを見る
「絶対評価」の方が個性を育てるにはベターだ。

・・・と、私もずっとそう思った。
とくに自分が成績表を受け取っていた頃にはね。

ただ・・・
これから社会を生きぬいて行くために
いろいろ勉強してる子供たちの評価が
「絶対評価」だけでいいとも思えない。

だって・・・
いくら自分がよくたって
社会から認められなければ
稼ぐことはできない・・・でしょ。

そういう意味では、
競争だらけの受験戦争の方が
よほど現実的な社会勉強と言えなくもない。

無論、それもゴメンで
私など、ずっと逃げてきた方だけど、ね。

学校の評価基準を
「相対評価」するか「絶対評価」にするか
なんてことで何の問題も解決できないと思うけどな。

学校っていうのは、
学校という社会なんだから
むしろ少しでも現実社会の感覚に近づいた方が
いいんじゃないか?!　先生も含めて、さ。

だから本来・・・
学校はやっぱり「相対評価」で
「絶対評価」をしてやるのは・・・親の仕事だよ。

そういうワケで・・・
長男の成績表を見るのは楽しみだが
たとえ、成績表のうえでは良くても
私がダメ出しする部分もあれば・・・
たとえ、成績表のうえでは悪くても
私が誉める部分も、きっとある。

ハナから・・・
「先生の言うことなんか聞かなくていい」
と言ってるんだから、ね。