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Episode No.703(20001127):奇跡の計算法?

ふたケタの数字に11を掛けてみよう。

例えば、36×11・・・
そろばんでもやっている人なら難なくこなすだろうけど、ついつい電卓に手が伸びる人も多いと思う。
私も、その一人だ。

電卓をたたくと・・・答えは、396。

誰でも知っているように、学校で教えてもらった計算方法は・・・
36が10個、それにもうひとつ36を足せば答えが出る。
この程度は、頑張れば暗算でも答えが出せる・・・360に36を足せばいいんだからね。

では、79×11・・・
790に79を足すと、1繰り上がって・・・って具合に、面倒になる。

でも、実はもうひとつ計算方法がある。

最初の36×11の場合・・・
ふたケタの数字「3」と「6」を足して、その数字を「3」と「6」の間に置いても、答えは396だ。

次の79×11の場合・・・
「7」と「9」を足すと「16」になってしまうけれど・・・
「7」と「9」の間に「6」だけ置いて「1」は頭の「7」に足す。
すると答えは、869。
電卓で検算しても・・・確かに合っている。

明け方・・・「さて寝ようか」と思いつつも、何となく小腹が減って、ついついシリアルに手が伸びる。

こんなコトをしていると、またせっかくダイエットしたのが無駄になると思いつつ・・・
これまで最高7kg減・・・今も何とか4〜5kg減はキープしているけれど・・・

ボーッとした頭で、この時間にテレビをつけると、たいていテレビショッピングをやっている。

例によって「腹を引き締める"画期的な"マシン」とか出てて、うっかり勝ってしまいそうになる。
でも、何とか耐えて・・・次の商品を見た。

その商品というのが、何でもアメリカの大学教授が考案したという暗算方式の教材。
冒頭の計算は、その例として登場していたモノだ。

11を掛けているたけでは役に立つ場面は少ないが・・・
この教材では、あらゆる足し算や引き算、掛け算、割り算などを網羅しているという。

子供が、まるで世界ビックリ・アワーのゲストのように・・・
複雑な計算をいとも簡単に、電卓より早くしているところを見て・・・また、つい注文してしまった。

ビデオとCD、テキストの教材セットで9,800円也。
一週間くらいで届くらしい。

まぁ、何を買っても使わないコトには・・・何もできるようにはならないけどね。

しかし、当たり前だど思ってやってるコトにも・・・
まだまだ、抜け道があるんだねぇ。


参考資料:明け方のテレビ