Episode No.680(20001031):便秘頭になってない?
今日も昨日に続いて「書く」コトについて、ちょっと書いてみたいと思う。
月末で、ちょっとバタついていて調べモノをしている時間がない・・・というのが本音なんだけど。
とにかく書き続けるコトに意義があると思うので・・・何卒、ご勘弁を。
「書く」というと、何か特殊な仕事みたいだけど・・・
通常の仕事における「企画を出す」とか「アイデアを出す」という風に考えても、これは同じコト。
ある日、何かしらヒラメキがあったとする。
「これはすごいアイデアだ」と一人で興奮したりして。
でも、カタチにしてみようと思うと・・・
何かつじつまが合わなかったり、客観的にみるとたいしたコトないモンだったり・・・
だけど、その程度は、まだいいんだよね。
ダメなところが目に見えてわかるから。
一番、厄介なのは・・・カタチにもせずに、一人で酔いしれているコト。
そのうち、似たようなアイデアを他人が出して・・・
「あー自分も考えてたのに」とヘコむのがオチ。
最後には「世に出るアイデアを自分は持っていたんだ」なんて、自分を慰めたりしてね。
でも、それは・・・みんな持ってるんだよ、本当は。
スタートラインに並ぶ前に、妙な満足感を覚えてしまうと一歩も先へ進めないし・・・
思ってただけで成功するなんてコトは絶対にあり得ない。
もっと厄介だと思うのが・・・
同じアイデアを、ただ悶々と考えているうちは・・・
まず、本当に役立つ次のアイデアを思いつくコトはできないという点だ。
次に行くためには、目先のコトをまず片づけなければならない。
「書く」という行為において言えば・・・
私は、ほとんど「忘れるために」書いていると言っていい。
吐き出すのは、そこそこ力のいるコトだけれど・・・スッキリしないと次に行けない。
同じアイデアに固執している時には・・・
「このアイデアを出してしまったら、もう次は考えられないんじゃないか」っていう
一種の恐怖観念みたいなモノもあって・・・
その気持ちが足踏みさせているコトも多いと思うんだけど・・・
そうやって、ひとつずつ越えて行くと・・・必ず次は見えてくる。
使えば使うほど、頭はまわるようになるし・・・
う○こすれば・・・腹は減るはずだよ、ね。
便秘は苦しいよ。
私は、つねに下痢気味だけど・・・。
あー、食事時に読んでる方・・・ごめんなさい!
やっぱり、報われるのは「才能」じゃなくて「努力」なんだよなぁ。