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Episode No.633(20000906):砂漠は裁く

おばあちゃんが子供たちのためにビデオを買ってきてくれた。

恐竜の生態をCGで描き出したビデオで制作したのは確かBBC・・・5〜6巻のシリーズものだ。
これが本当によくできていて、大人が見ていても飽きない。

恐竜の動きについては『ジュラシックパーク』を思い浮かべてもらえばいい。
見せ方が、まるで本物を撮影してきたような・・・ドキュメンタリー・タッチなワケ。

このビデオの話は、またジックリとビデオを見終わってから話そうと思うんだけど・・・
たまたま見たヤツが、1億何千万年も前の南極というのが舞台になってた。
そこは氷の世界じゃなくて、緑いっぱいのジャングル。
地球も変われば変わるモンだ。

以前、海の砂漠化の話をしたけれど・・・地上の砂漠化も、あいかわらず深刻なようだ。

ちなみに「砂漠」とは以下のような定義によるモノらしい。
気候学上、年間降水量が200ミリ以下の地域。

日本では1日に100ミリ以上の雨が降ることも珍しくないから、幸い砂漠とは縁遠い。
鳥取の砂丘も確か面積が昔より減っちゃって、観光資源として問題になってたんじゃないかな?

それでも地球上には年間降水量が25ミリ以下の「極砂漠」呼ばれる地域も4%あり・・・
いわゆる「砂漠」は全陸地面積の約22%・・・ちょうどアフリカ大陸と同じくらいの大きさになるという。

しかも年間に広がっている砂漠の面積は、5万キロ平米。
もし、日本が砂漠化しはじめたら・・・わずか7年半で全国土が砂まみれになる計算だ。

砂漠化の一番の原因は、無計画な森林伐採だといわれている。
一時は、割り箸やつま楊子、パルプを原料としたさまざまな紙製品が問題視されたコトもあった。

確かに見た目に目立つし、無駄づかいしないに越したコトはないが・・・
実状は、発展途上国の爆発的な人口増加にともなう、焼き畑のための森林伐採こそが問題。

割り箸やつま楊子といった細かな木材製品やパルプの原料は・・・
間引きによって切られた細い木材や、製材所で出たチップと呼ばれる破材が原料となる場合がほとんど。

とくにパルプの輸出で国の経済を支えている北米などでは計画的な植林が行われているので・・・
森林資源は増加傾向にさえあるようだ。

地球の大きさが変わらない以上、増えすぎれば淘汰されていまうのは人間も同じ。
少子化が進んで、このままだと将来、日本人はいなくなっちゃうとも騒がれているけれど・・・
地球の人口が増加しているコトは確か。
砂漠化をくい止めるために、一番必要なのは・・・コ○ドームかも、ね。

恐竜もあんなに体が大きくなけりゃ・・・絶滅せずに済んだかも知れない。


参考資料:「数字が語る現代常識」知的生活追跡班=編 青春文庫=刊 ほか