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Episode No.394(991130):次のステージ

昨日の話の続きから・・・。

いかなる強者にも赤ん坊の時代はある。
セブン−イレブンにしても、最初から業界トップだったワケではないし、そもそもコンビニ業界と言われるモノ自体かつては存在しなかった。

勝利を収めるものは、常に先見性を持っている・・・というコトだ。

次はどうなる?・・・というコトがわかれば誰も苦労はしないだろうが、宝クジを当てるより、はるかに高い確率で未来を知るコトはできなくはない。

未来は突然目の前に現れるモノだはなく、つねに現在の延長線上に存在しているのだ。

人類の変革進歩は、いつも"情報革命"と密接な関係を持っている。
印刷機の発明がなければ宗教革命も起こらなかっただろうし、現代のように情報化社会が進まなければ世界を2分する冷戦も終わることはなかったろう。

この情報社会について、ソフトバンクの
孫 正義は4つのステージに分けられると説明している。

1つ目は、アナログ・インフォメーション・テクロノジー。
つまり印刷機やテレビ、ラジオを生産するメーカーが伸びる時代。

それが伸びると次に来るのが2つ目のアナロク・インフォメーション・サービスの時代。
メーカーが作った装置を使って、その中味を提供する出版社やテレビ局、映画製作会社が伸びる時代。

その先は技術革新によって3つ目のデジタル・インフォメーション・テクノロジーの時代となる。
アナログ装置にかわって、パソコンのハードやソフトを開発するメーカーが伸びる時代・・・つまり今だ。

4つ目の未来は、もうこの流れからすれば一目瞭然・・・デジタル・インフォメーション・サービスの時代が確実にやって来ている。

このdigitakeのホームページもおかげさまで今日ちょうど公開15ヶ月を迎えた。
まずは自分の勉強のつもりで、さまざまな知識を集め・・・また知識を集めるコトを習慣にしてきた。

最初の頃と比べると、だいぶ書いてる内容も書き方も変わってきたように思うが、1年以上続けてくると何となく、印刷物や手紙などとは違う、Web用の書き方があるんじゃないか・・・と最近気づき始めている。

それが正しいのかどうかはわからないが・・・続けていけば答えはきっと見えてくるだろう。

何かウマくいかない人って・・・実はわかっているコトすら、わかったつもりでやらない人なんじゃないかな?! やっぱり。
ひょっとしたら未来が見えない人って、
実は今も見えていない人・・・かもね。


参考資料:「孫 正義/インターネット財閥経営」滝田誠一郎=著 実業之日本社=刊

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