昨日に引き続き、
名門コロンビア大学の人気教授、
シーナ・アイエンガー女史の話。

さて、直感とは何か…？

直感というと、何か突飛な、
どこからともなくやってきた
オリジナリティ溢れる発想だと思いがちだが、
アイエンガー教授いわく…
直感とは、あらかじめインプットされた
パターンが飛び出してくることだ…と言う。

この話は、かなり実感を持ってわかる気がする。

私は昔から絵を描くことが好きで、
とくに似顔絵を描くことを楽しんだりしてる。

もちろんプロではないから
似ているものばかりとは言えないけれど、
似顔絵を描いてくださいと
言わんばかりの顔…って結構あるでしょ。

犯罪者の似顔絵を作る時に
モンタージュ写真ってのを使うよね。

今はコンピュータ技術が発達してるから、
昔みたいなアナログ的な組み合わせは
していないと思うけれど…
輪郭、髪型、目、鼻、口…と
パーツの組み合わせで顔を作る。

ま、アメーバピグみたいなもんだ。

このパーツ(パターン)が多ければ多いほど、
直感的、かつ的確に
ものをとらえることができる…わけだな。

勉強ができる=記憶力がいい
…と考えられがちなのは、
このパターンをいくつ知っているか
…ということがポイントになるからだろう。

ただ…
せっかくインプットした内容も
迅速に引き出せなくては意味が無い。

真面目さとは、やはりタイミング…なのだ。

同じように、人との付き合いも、当然…
いかに数多くの人と接したことがあるかで、
的確な人付き合いができるか否かが決まる。

だから…人生、日々更新。