何せ、
新しい自分を作るためには、
新しい習慣の下に
自分の身を置く外ないのだ。
夜型であったならば、朝型に。
都会派であったならば、田園を眺め。
車で移動することが常であったならば、
徒歩と電車で目的地を目指さねばならぬ。
同じ場所でジッと何かを待っていても、
やがて唐突に訪れるのは、
老いか、天災くらいのもので、
とんだシンデレラ・コンプレックスなのだ。
そのシンデレラでさえ…
王子に見出されるためには、
城に出向く必要があった。
飯は空腹になってから食わねば、
どんな高級食材であっても旨くない。
満腹のまま、何を食っても
感動するわけがないだろう?
一欠片のパンの味にさえ感動できる方が
…ずっと豊かだと思わないか?
世の中を変えようとする前に自分が変われ。
世の中が変わるのを待っていたらミイラになる。
変わることが妥協だなんて言う奴は、
変わり続ける現実という
宿命に向き合う勇気がない奴だな。