Episode No.4006(20110625)[習慣]Custom

助手席人生
Do not you have another person steer one's life?
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最近、誰かを何かに誘ったことがあるかい?

ひたすら誘われるのを待っていて、
面白くないなんて嘆いていないかい?

もし、そんな風だとしたら…まるでシンデレラだな。

美しくて勤勉で誰かにイジメらているわけでもないのに。
あるいは…男のくせに!

おまえさんが待っているのは王子様なんかじゃなく、
じっとしているだけで
自分を見違えるほど素敵にしてくれる
魔法使いじゃないかのか?

親が与えてくれたものを食べ、
親が与えてくれたものを着て、
親が連れってくれた場所で遊んでいたあの頃と
…ちっとも変わっていない。

あるいは親の代わりに
自分を導いてくれた友達のおかげで、
楽しい場所、美味しい店を少しは覚えたかもしれない。
でもそれ故、
すぐに飽きてしまったり、
億劫になってしまうんだ。

自分で見つけ出さない限り
達成感を得ることはできないのは当然。

いかに長い時間助手席に座ってたって、
運転ができるようになるはずもなければ、
道すら覚えられやしない。

すべてを任せることのできる
最良のパートナーに巡り会えたなら、
それは幸せなことだろう。

だけど、すべてを任せっぱなしでいたら
…そんな関係は長くは続かないぞ。

たまには自分でハンドルを握ってみたらどうだい?

きっと何か新しい発見がある。
そして、そういう発見をすると
誰かに話したくなったり、誘ってみたくなるはず。

おまえさんが運転することが苦手だとしたら
…それは運転をすることから逃げているからだろう?

さあ覚悟を決めよう。

幸せになるべく
自分のできることを一つでも増やすよう努力するか。
努力をするくらいなら一生愚痴を言いながら生きるか…。

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