自分が嫌い…っていう人も少なくないよね。

自分のこういうところが許せない
…とか、情けないとか、ね。

すごく客観的な見方だと思うし、
志が高くないと、
なかなかそういう見方はできないとも思う。

だけど、考えようによっては、
卑怯な語り口とも言えるよな。

だって、そうでしょ…
自分がやったことにもかかわらず、
失敗した自分を他人と一緒に、
あるいは他人に責められる前に責めてるみたいで。
本当は責められる側なのにね。

本当に志が高くて自分が許せないのならば、
そんなことはいちいち口にしないだろう。

他人に聞こえるように口にすることによって、
このように充分わかってます。
だから責めないでね。
…っていう感じがしてしまうんだよ。

失敗した自分と、それをかばう自分。

自分が嫌い…という人に限って、
実は自分を一番甘やかしているような、
そんな気もしてくる。

本当に嫌いなら…一刻も早く変わるべき。
できないなら潔く、自分を好きになれ。

言動不一致は信頼を無くすから。
信頼のない者は愛してはもらえないから。

何より好きな人に嫌われたくないだろう？