テレビコマーシャルで
何か懐かしい映像が流れてるな、と思うと
…パチンコ台の宣伝だったりするでしょ？

タイガーマスクとか、アグネス・ラムとか、ね。

ようするにパチンコを楽しんでほしい世代が
喜ぶようなものを使ってるわけ。

昔の流行歌をコマーシャルに使うのも理由は同じ。
その曲に親しんだ世代向けの何かの宣伝。

その手の宣伝で、最近の極めつけといえば、
facebookで再会した高校時代の後輩におしえてもらった
サンダーバード入隊テストだろうな。

http://www.facebook.com/thunderbirdslab

スポンサーは協和発酵キリン
…と、一見お堅い医薬品メーカーだ。

新しい医薬品についてのＰＲなんだけど…
そんな話を医薬品メーカーから、
わざわざ聞こうとは思わないだろう？

でも、それがサンダーバードの入隊テストだったら
…つい、一生懸命やっちゃうよなぁ。

そして、まんまと協和発酵キリンが、
こういう研究をしていることを覚えてしまうんだ。

自分も世間から見れば、いい年をした大人だろうけど、
案外、中身は子供の頃とさして変わってはいない。

素直にワクワクしていた頃の気持ちを刺激されると、
普段はそういうことが少なくなっている分、
かえって子供時代より熱中してしまうかもしれない。

大人買い…だって、そういうことだろ？

こういうＰＲが流行ることによって、
懐かしい映像とかを見ることができるのは歓迎だけど、
あの頃のイメージを崩すようなことはしてほしくないもんだ。

それにしても…
今こうして古いものが度々再登場するっていうのは、
新しい挑戦をする余裕がない現れかもしれない。

一度人気を博したものなら、大コケする心配はないものな。

そう考えると新しいのは…ＡＫＢ48くらい？
誰が誰だか顔見てもわからないけど、さ。

Tweet