Episode No.3982(20110528)[日記]Diary
未開の近所
There is God on each land.
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山の緑が日ごと濃くなっていくね。

この間、会社の近くを原付で走っていて、
ちょっと知らない道を入ってみたんだ。

そうしたら古い神社があってね…。
境内が下る坂の途中、
緑の間から赤いものが見えた。

何だろうと思って近づいてみると、
真っ赤な鳥居が幾十にも並んでいる。

崩れかかった石の階段を登ると
…ここにも小さな祠があった。

横浜の住宅街なのに、何だか鎌倉みたいだろう?

もちろん住宅街なんてものは、
ここ数十年のうちに作られたもので、
氏神様を祀る神社や祠は何百年も前からある。

今はバスが通る道が町の中心で…
そのまわりに家が建ち並んでいて…
神社は町の隅に追いやられている感じはするが、
昔はここが町、いや村の中心だったろう。

そして…
必ず何か理由があって建てられたに違いない。

住宅街ができた理由は、
政治経済によるものなんだろうけど…
神社ができた理由には、その土地土地の
知られざるエピソードが隠されているようで、
ロマンを感じるな。

子供の頃、近所を探検した時の、
あのドキドキ感を思いだしてしまうよ。

しかし…
こういう神社や祠の裏には、
どうして必ずといっていいほどエロ本が落ちてるんだ?
子供の頃、ドキドキしたようなサ(笑)。

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