Episode No.2562(20061107):
風の囁きを聴け
このところ通勤は
車から原付になった。
事務所で借りていた駐車場に
何か建物が建つことになったらしく、
とうとう追い出されてしまったのだ。
雨が降ると困るんだけど
・・・もともと
歩いて通えない距離ではないし。
バイクは実に
季節を感じられる乗り物だ。
自転車だって同じだろう
・・・と言われそうだが、
自分でこいでいると、
それだけて暑くなってしまい、
本当の季節の風を
ストレートには受けていない気もする。
自分が暑く、いや熱くなってしまうと
感じられなくなるものがある。
時としてそれは・・・
ドシャ降りを
気持ちのいいシャワーのようにも
感じされてくれるが、
また時としてそれは・・・
誰かがささやいた大切なひと言を
聞き逃してしまう場合もある。
自分をコントロールすることは
本当に難しいことなのだが・・・
実はこうして、
自分を熱くしてしまって、
周囲にある物事を
意識するしないに関わらず、
そのまま受け取らずに過ごしてしまうのは、
・・・最も自分を都合よく
コントロールしている結果なのかもしれない。
はたして・・・
どうにもつじつまが合わなくなると、
人間だから時には
・・・なんて言いながら、ね。