まったくもって、
言い訳というやつは癖になるから怖い。

脇の下に手を入れて、
その臭いをしげしげとかぐ癖と同じくらい、
端から見れば、みっともないこと極まりない。

自分ではそんなこと絶対にしていない
…と信じているところが厄介。

実際にはやっている、
という現実を認められないことには
…まず直る見込みはない。

癖というやつは無意識のものだから、
考えて直そうとしても、ほとんど無理。

脇の下に手を入れたら電流が流れて
飛び上がるほどしびれちゃう、とか…
そんな痛い思いをしない限り、
…まず改善の見込みはないだろう。

真っ先にできない理由を考え、
頑張らないで楽に生きようとする…
そんな甘い考えやネガティブ思考といった
言い訳という悪癖に対する痛い思いは、
たいていの場合、人間関係の崩壊だ。

平たく言えば、愛想を尽かされる…ってことだね。

別れという痛みと引き替えに
悪い癖が直ってくれれば、
また新しい出逢いもあるだろうけれど…

さよならを言われた相手の
悪口ばかり言っているようでは、
他人を気遣う必要がないという意味では最も楽だけど、
最も淋しい
…孤独と生きるしかなくなっちゃう。

何事もうまくいかない時…
そんな時には自分の癖を見直す時。

そして…
人のふり見て、我がふり直せ…！