精神的なストレスから解放されるためには、
酒ばかり呑んでいたんじゃダメで…
さりとて映画や読書に没頭していても…
その時、気になっているフレーズが出てくると、
また延々と頭の中を駆け巡ってしまう。

何も考えないことが一番いい…が、
寝ても夢に出てくるようになると
…もう始末に負えない。

やっぱり…体を動かすのが最もいい手段だと思う。

肉体というやつは実にわずらわしいものだが、
そのわずらわしさを逆手にとって、
何も考えられなくなるほど疲れさせれば、
余計なことに
いちいち気を病む余裕すらなくなるはずだ。

何が余計で、何が余計でないのか…
そんなことを考えること自体、実は余計で、
考えようと考えまいと腹は減る、これが現実。

考えるべきことも、
考えてしまうことも、
推察だったり、憶測だったり、空想だったり
…すべては現実ではないんだ。

肉体こそ現実と言えるかもしれない。
考え方は受け売りできても、
この肉体だけは
借り物というわけにはいかないし、ね。

…そう、あらためて心に刻んで、
うだうだ考えてる時間があったら泳ぎにあてることにする。

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