40代も半ばを越えた昨今・・・
肉体のわずらわしさを切に感じるようになった。

ちょっと徹夜に近いことをすれば
翌日のダメージがひどいし、
肩こりも慢性化するし・・・。

これがもっと年をとったら、
どんどん加速していくんだろうな。

「肉体」こそ「現実」だと考えるようになる。

「心」と「体」という表現を
よく耳や目にするけど・・・

「肉体」が現実だとしたら
「心」は「希望」や「夢」か。

確かに見えないものではある。

わずらわしいと言えば、
よく、わずらわしい現実、という
表現にもお目にかかる。

やはり「現実」は「肉体」のことなんだ。

霊界のスポークスマン、丹波哲郎氏は・・・

この世は刑務所のような場所で
修行のために生まれてきている。

・・・とよく言っていたが、
「刑」というのは、
この「わずらわしい肉体」に
魂を封じ込められてしまったことなのか、と思う。

思えば、何か幸せを感じる時・・・

例えば温泉に行って、ゆっくり肩まで浸かった時や、
いい気分で酔っぱらった時などは、
肉体の存在を忘れている時でもあるようだ。

さりとて・・・
その呪縛から強引に抜けだそうとするのは、
つまり「脱獄」であって、
さらに重い刑に処せられるだろう。

せめて、このわずらわしい肉体を
少しでも軽くして、
魂の邪魔にならないよう
メンテナンスするしかあるまい。