クラウドコンピューティングと
アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)の違いが
今ひとつよくわからない。

前者は「サービスそのものの名称」で、
後者は「サービスを提供する事業者の呼び名」
…だろう。

また…
前者が「一般用」で、
後者が「業務用」と考えれば、
何となく整理はつくものの、
そもそも、よほどの専門家でない限り、
一般的に使われるアプリケーションも、
業務用に使われるアプリケーションも
中身は基本的に同じで、
遊びや趣味で使えば「一般用」、
仕事で使えば「業務用」になってしまうよね。

大工道具や美容師のハサミだったら、
プロ用とアマ用の道具の差は歴然としてる。

最も…
車や電話は、仕事にも使えば、遊びにも使う。
PCというのは車や電話と並ぶ、
生活必需品になっているということを
今更ながら感じる。

クラウドもASPの特長は、
これまで1台1台に
インストールしなければならなかったアプリを
インターネットを介して使うことによって、
個々のPCにインストールする必要がなくなる技術。

まるで自給自足していた村が、
ほかの村や町と交流することによって、
何から何まで
自前でそろえる必要がなくなるのと一緒だな。

社会が成熟してくると役割が分担される。
無駄が省けてエコロジーではあるけれど。

しかし一方で…
より多くの役割を担う者が
社会の中でイニシアチブを握るようになる。

銀行から金を借りて商売をしていて、
融資なしでは成り立たないようになってくると、
最終的には銀行の言いなりになってしまい、
いったい何のために商売をしているのか、
わからなくなってしまうこともあるだろう。

どこまで借り物で済ますのが合理的で、
絶対に依存してはならないものは何なのか。

個人も会社もあらためて考える必要があると思うぞ。

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