大人がプロで…
子供が素人かといえば
…決してそんなことはないと思う。

それは仕事で言うなら、
チーフがプロで、
アシスタントが素人なのではないのと同じ。

アシスタントとしての仕事を
確実にこなしているなら、
それはプロのアシスタントである。

自分の置かれた立場、
与えられた任務を遂行できるのがプロ。
そして…
自分の立場は、自分で決めるものではない。

自分はこうありたい、と
考えるのは個人の自由だが
…立場は与えられるものなのだ。

そのことをまず認識できるのが
プロへの第一歩であるように思う。

ありのままの自分
…を受け入れてくれるのは、
身内だけの話…
厳密に言えば親子だけじゃなかろうか。

一歩社会に出たら、
与えられた自分の使命を全うできない者は、
信頼もされなければ、
居場所すらなくなってしまう。

…だから、
何らかのプロになることは、
社会で生きて行くための必須条件。

素人感覚も重要だけど、
それは玄人の技術を活かすために必要なことで、
素人が素人感覚を自慢できるものではない。

自転車に乗れなかった自分を否定して、
はじめて自転車に乗れるようになるでしょ。
乗れるようになるまでには、
かなり痛い目にも遭うけどさ。

今の自分を大切にし過ぎると成長できない。
成長は…
今の自分を否定する勇気からはじまる。

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3643　自分なりに頑張らない(4)〜夢vs夢