久々にDVDで映画を観る。
本当を言えば…時間があると、 チャップリンを観たり、 寅さんを観たりもしているのだが、 自分にとっての新作は「ランボー」以来。
ウィル・スミス主演の「ハンコック」。
アル中で粗野なスーパーマンが、 友情によって真のヒーローになるという話。
何だが考えるのにも疲れてしまったから、 こんな荒唐無稽で、 派手なアクションのある 明るい映画を観たくもなったわけだけど …結構、哲学的でもあったな。
いや、やっぱりそう感じてしまうのかもしれない。
孤独なスーパーマン…ってのは 孤独な金持ちと一緒だよな。
有り余る力はあっても、 それを役立てて 誰かを笑顔にする喜びを知らない。
他人を喜ばせることが 自分の喜びにならないと …孤独からは決して逃れ慣れない。
相手が幸福だと、自分も幸福になれる。 幸福をとりあっていては誰もが不幸になる。