「ランボー〜最後の戦場」を観る。
主演はもちろんS・スタローン。
映画の原題は「ジョン・ランボー」。
「ロッキー・バルボア」と同じく、
還暦を迎えたスタローンの
完結版フル・ネーム・シリーズだね。
これでいよいよ「ランボー」も終わりか
…と思っていたら、今、第5弾を制作中とか。
話は「2」からいつもの通り…
ランボーが誰かを救いに戦地に入り、
そのサバイバル能力と戦闘能力を使って、
ほとんど1人で100人あまりの軍隊を
やっつけちゃう…という感じ。
…が「最後の戦場」に限っては、
あまりその爽快感を感じなかったというのが
正直な印象。
CGが駆使されて、
戦場の臨場感がいっぱいなのはいいが
…ちょっとやり過ぎ、残酷過ぎる。
高性能銃で撃たれた人が倒れる
…のではなく、スイカのように破裂する。
腕が飛ぶ、足がもぎ取れる。
実際の戦場は確かにそうであろうが、
リアルさを追求するあまり、
ヒーローものであることが忘れられている感じ。
返り血を浴びて
全身真っ赤になった桃太郎侍が、
切った相手の
内蔵が飛び出してバラバラになった遺体をまたぎながら、
「ひと〜つ」なんて言っても
…ちょっと目を背けたくなっちゃうだろ?!