20070304
でじたけ流 教育論

第344回

ロッキーの年


今年楽しみなもののひとつが
「ロッキー・ザ・ファイナル」の公開。

「ロッキー5」は
充分最終回の要素を含んでいたと思うけど、
リングに上がらないロッキーへの観客の評価は低く、
興行成績もふるわなかつた様子。

いわば「ロッキー・ザ・ファイナル」は
主人公ロッキー・バルボアのリベンジであると同時に
映画人シルベスター・スタローンのリベンジでもある。

すでにアメリカで本編を観たという
カミさんの友人の話によると・・・
やっぱり、いいらしい。早く観たい。

思えば・・・
第一作の「ロッキー」が公開されたのは
私が中学1年の頃だった。

友人同士で映画館に行って・・・
繰り返し2回くらい映画館の座席から
動かなかった記憶がある。

そして、今ちょうど、うちの長男が中1で、
最近は友達同士で映画にも行くようになっている。

まさか・・・
世代が一回転した時に
「ロッキー」の新作が観られるとは
・・・思わなかったな。

中学時代には生卵も
ジョッキで飲んだし・・・
「ロッキー4」の頃には、
すでに働いていたけれど・・・
当時流行はじめのスポーツクラブで、
片腕けんすいや片腕立てふせなんかいきなりして、
肩を壊したこともあった。

そこで、また今回も触発されて・・・
しばらくサボっていた水泳を再開。

まずは呑み過ぎ食い過ぎで元の木阿弥となった
脂肪を落とさないわけにはいかない。

やるからには徹底的に・・・
今のところ1日おきに1km泳いでいる。
・・・今のところ、だけど。

先日、どこかの空港で
シルベスター・タスローンが
その国に持ち込んではいけない
筋肉増強剤を所持していたとかで・・・
一時入国を拒否されたというニュースがあった。

俳優は見られることが商売だから
筋肉増強剤まで使うんだろうけど・・・
そうまでしてやることはないよ。
かえって不健康だ。
・・・なんて言いながら
アゴの下と腹をタプタプさせている
ただの中年親父にはなりたくない。

子供のことを真剣に考えるのなら
親が見本になるべきだろう。

予告編を観たところ、
新作「ロッキー」のテーマには
そのあたりもありそうな感じ。

・・・観る前に充分鍛え直しておこう。
自分が頑張っていないと
「ロッキー」の実感はわからないはずだし、
せっかくの感動も半減してしまうから、ね。

間に合わせの感動なんていらない。
本物の感動は
自分との約束を果たすことから生まれるはずだ。


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