気分転換には
テレビよりラジオの方がいいかもな。
風光明媚な土地を見て
行ったつもりになる…より、
どんな景色なんだろうと想像する方が
心を動かす分、気分も変わる。
見えるものは
見えなくなったとたんに消えてしまう。
想像をふくらますことができれば…余韻が残る。
沖縄本島からさらに400km近く離れた
南大東島の役場の人がラジオに出ていた。
携帯電話での出演。
もちろん固定電話もあるが不安定なので
携帯電話の方がいいらしい。
…そんな場所が21世紀の日本にもまだあるんだね。
役場の人は南大東島を「奇跡の島」と呼んでいた。
昔習った大陸移動説というのがあるよね。
今は散り散りになった島も
大昔は大陸とつながっていたという…あれ。
南大東島が「奇跡の島」だというのは、
その大陸移動の経緯を調べても、
どこともつながっていなかった
最初から島の状態で存在していた島だから、らしい。
故に外部からの影響も少なく、
独自にその自然をつちかった
周囲20km程度の小島。
そんな場所が日本にもあるんだねぇ…。
都会での生活ばかりが世間じゃねぇな。
世の中が窮屈だなんて思うのは、
自分が窮屈な場所しか知らないだけだろうな
…きっと。