人生にとって
最大にして最期ドラマは「死」…だよな。
むろん「世」を受けることが
ドラマの始まりでいることは間違いないけど、
意識できないもの、な。
どうせ生まれたからには
天寿を全うしようじゃないか。
それは…決して長生きするってことじゃない。
生きてる長さなんてカンケーないんだ。
濃さだよ、濃さ。
17歳で死んだ奴とは、
今でも台頭に話せる気がする。
もう、自分も息子がその年に近いってのに。
41歳で死んだ奴には、
まだまだ聞いてほしいことがたくさんある。
「死」をもっと身近に感じていこう。
いたずらに恐れることはない。
この狭い肉体に閉じ込められた「この世」より
「あの世」の方が、ずっと広い。
やるだっけやって、
飛び出して行けりゃいい。
それまでは、
わずらわしい肉体を引きずって、
カッコつけずに、しぶとく生きてみる。
カッコつけようとすること自体
…そもそもカッコ悪い。
どこまでしぶとく生けるか、
それが天寿を全うすることだと思う。