Episode No.3337(20090507)
雨上がりの夜空に想う

人生にとって
最大にして最期ドラマは「」…だよな。

むろん「世」を受けることが
ドラマの始まりでいることは間違いないけど、
意識できないもの、な。

どうせ生まれたからには
天寿を全うしようじゃないか。

それは…決して長生きするってことじゃない。
生きてる長さなんてカンケーないんだ。
濃さだよ、濃さ。

17歳で死んだ奴とは、
今でも台頭に話せる気がする。
もう、自分も息子がその年に近いってのに。

41歳で死んだ奴には、
まだまだ聞いてほしいことがたくさんある。

「死」をもっと身近に感じていこう。
いたずらに恐れることはない。
この狭い肉体に閉じ込められた「この世」より
「あの世」の方が、ずっと広い。

やるだっけやって、
飛び出して行けりゃいい。

それまでは、
わずらわしい肉体を引きずって、
カッコつけずに、しぶとく生きてみる。
カッコつけようとすること自体
…そもそもカッコ悪い。

どこまでしぶとく生けるか
それが天寿を全うすることだと思う。


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