「食」を脅かす「偽装」が続いている。

工業用の糊として使うへき事故米を
食用として販売していたという問題。

利益を出したい一心で
偽装を働く企業も企業だが・・・
それを見過ごす役所も役所。

そもそも・・・
今回問題となっている事故米の量と
本来必要とされる
工業用の糊の生産量は、
とても釣り合わないらしいじゃないか。

細かな内容を調べる前に、
おかしいと気づく人がいなかった
・・・というのがお役所仕事の盲点だね。

ようするに・・・
与えられた細かな仕事だけしか、
やっていない人が多いんだろう。

そんな仕事ぶりで
税金をつかわれたんじゃたまらん
・・・と感じる国民も多いだろう。当然だ。

最も民間企業でも・・・
客の言うがままに、
おかしいと思っても従うような
仕事をしている人も少なくない。

ハンバーカーを買う時には
セットの方がお得だと
・・・教えてほしいよ、ね。

判断を放棄したら、自分の仕事にならない。
ただし・・・
自己判断を優先しても、商売にはならない。

バランスとコミュニケーション、
そして常識。

この3つのうち、何かが欠けていると
・・・問題が起こる。