Episode No.2969(20080304)
適量

興味の対象は人それぞれ違う。
同じ人であっても、
その時々によって異なる。

例えば私の場合・・・
今はバイクに興味があって、
カスタム費用を捻出しようと、
かつて興味を持って集めた物を
惜しげもなく売りさばこうとしている。

その昔集めたマッチ箱
今は何処かへいってしまった。

営利企業が興味を持っているのは
常に「儲かること」なのだが・・・
何が儲かるのかは時代によって異なる。

同じことを続けていて、
ずっと儲かり続けるなんてことは
・・・まずあり得ない。

かといって・・・
あまりフラフラと、
あれやこれやに手を伸ばすのも
・・・かえって危険。

実際のところ、うまくこなしている会社は
時代や相手に合わせて
自分の特技をわかりやすくアピールしているが、
特技自体は大きく変わっていないし、
そう簡単に変えようもないのだ。

倒産する会社の多くは
手を広げるだけ広げてしまい、
ダウンサイジングを忘れている場合が多い。

自分の手元に置いておける品物の数や、
使うことのできる道具の数は決められている。

マクドナルドの創業者
レイ・クロックの言葉を思い出す。

「私は確かに大儲けをしたが
 靴は一度に一足しか履けない」