Episode No.2549(20061023)
理解と納得

納得のいかないことは、できない。
・・・誰だってそうだ。

しかし・・・
理解できないことは、できない。
・・・と言ってしまうと、
それは理解できない方に
問題がある場合も少なくない。

また理解の必要性についても
考えてみる必要がある。

納得と理解はイコールではない。

たとえ理解できないことでも
納得して進めることはできる。

だって・・・
今こうして向かっている
パソコンの中味について、
私は何ら理解できていないけど、
キーボードを打つと、
こうして文字が打ち込まれる
・・ということについては
納得しているから、
仕組みを理解せずとも
何の疑問もなく文字を入力している。

これがもし、
何故文字が入力できるんだろう?
・・・と考え込んでしまったら、
それはそれで
新しい発明のきっかけになるかもしれないが、
今、目的としている
文章を仕上げるという目の前の仕事
ないがしろになってしまうだろう。

納得と理解を混同してしまうと
目的がブレて、本来必要なことが
わからなくなってしまう。

それは、誤った真面目さだ、ね。